あんずとひなたとネーロとビアンコとまゆの日記

みんなの日々の出来事や思ったことを書いてます

くまちゃんを保護したい

こんばんは。

久しぶりの更新になってしまいました。
風邪は良くなりましたが、毎日のお散歩にくわえ、以前勤めていた会社の取引先にいた方にパソコン仕事を頼まれたりしてたらあっという間に時間が経ってました。

それ以外に、私が時間を割いていたこと。
以前記事にした公園の野良犬、「くま」の保護活動です。

いかにもミックス、ひなちゃんと同じくらいの中型わんこ。
まだ若いのかな?カメラに興味があるらしく、少しだけ近づいてきた時に主人がパシャリ。
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対わんこのスキルは素晴らしいものがあり、パピーちゃんとも仲良く遊んであげるいい子です。
わたしなんかよりも知り合いも多く、公園に来るお散歩の人におやつをもらい愛されてます。

数ヶ月前に現れましたが、まったく人慣れしておらず、近づいてきてくれませんでした。
みんなが優しくした結果、手からおやつをもらうまで慣れてくれました。

人に飼われていたのかな?と思ったのは「よし」と言ったらおやつを食べたこと。
教えられなければ知りようのない言葉。

ちなみに朝ご飯は、公園近くに住むミックス犬、雷(らい)ちゃんのお父さんから、晩ご飯は寝泊まりしに来るホームレスのおじちゃん(くまの名付け親)からもらってます。

でも決して、体を触らせることはありません。
ささっと逃げて行っちゃいます。
ボールや軍手で遊ぶのが好きなところを見ると、やはりまだ若そう。
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くまはあんずが好きなようです。
あんずのうんちんぐを見守るくま(笑)
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ひなちゃんと走るくま。
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私からおやつをもらうくま。くまの腰が引けているのが分かりますね。
ホームレスのおじちゃんいわく、私が一番近近づける人なのだとか。
出会って約2ヶ月、やっとこの距離まで近づけるようになりました。
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雷(らい)ちゃんのお父さんからおやつをもらうくま(左側)。
真ん中が雷ちゃん、右側がうちによく遊びに来てくれるジラ君。
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毎日のように車を走らせ、くまの様子を見に行きました。
他にも、くまを心配してご飯を持って来たりする人がいました。

みんなにささやかな優しさをもらい、愛されていたくまでしたが、急に見かけなくなりました。
1月13日(日)のお昼に見かけたというのが最後。

次にくまと会ったのは、1月22日(火)でした。
私が呼ぶと、びっこを引きながら走ってきました。
痩せこけて、右前足をケガして地面につけない状態で、手首から下がパンパンに腫れていて、3本足で歩いてました。
手首には細く食い込んだようなキズがあり、血がにじんでいました。

聞いた話によると、山の中でイノシシの罠(ワイヤー式)にかかり、偶然通りかかった山登りの人が罠を外したとのこと。

居なくなった日と、罠をといた日を聞くと、どうやら5日間は罠にかかったままだったみたい。
怖かっただろうに。
見つけてもらえなかったら山の中で餓死するとこだった。
その頃私は毎日公園にくまを探しに行ってたわけだけど・・・。

嬉しそうに走ってくる姿を見たら、ホッとしたりかわいそうだったりで涙が出そうでした。
早く病院に連れて行きたい。
雷ちゃんのお父さんが、「そのうちまた罠にかかって死んでしまう。うちで飼うから」と言ってくれて、保護作戦がスタートしました。
でも、なかなか捕まらない。

動物愛護センターに連絡していろいろお願いしたけど捕獲はしてくれないという冷たい答え。
愛護センターに文句を言いまくって次に電話したのが、あんずとひなちゃんがお世話になっている獣医さん。
「眠ってもらえば?即効性のある眠剤みたいなのがあるからあげようか?」と!

早速、アセプロというお薬を取りに行き、おやつにねじ込んでくまに飲ませてみた。
待っても待っても、全然効かない。

次の日にまたお薬をもらい、今度は倍量飲ませてみた。
ちょっと眠そうにしてたけど、まだまだ走って逃げる。
強靭な精神力の持ち主みたい。

そして今日、またお薬もらいに行ってきました。
獣医さんいわく、「一気にたくさん飲ませるといけないから、少なく出したんだよ」って・・・早く言ってよ。
しかし、2日目に飲ませた量は、立ってられるはずがない量だったんだけど・・・くまにはあんまり効かないみたい。

今日はまたその倍量もらってきました。
命の危険は無い量だから大丈夫と言われました。

警戒心が強いこと、緊張状態であることから、効きにくいのだろうと。
毒を盛るみたいでくまには悪いけど、こうするのが一番くまが嫌な思いしなくていいのよね。

連日飲ませると良くない、週末の公園は人が多い、もし私が咬まれても病院が開いてる日がいいことから、平日にまた飲ませてみる予定です。
うまく効いて、無事に保護できれば獣医さんにも連れて行きたいなぁ。

人に捨てられ、人がかけた罠にかかり、誰にも気づかれずに苦しみながら山の中で死ぬなんて、悲しすぎる。
今ほっといたら、本当にそうなってしまう。

今よりも不自由にはなるけど、家庭犬として安全な場所で暮らしてほしい、そう強く願いながら、今日もくまに会ってきました。
明日も会いに行きます。
早めに保護できるといいな・・・。