あんずとひなたとネーロとビアンコとまゆの日記

みんなの日々の出来事や思ったことを書いてます

くま、私を咬む Σ(゚Д゚;)

こんばんは。

今日、くまに咬まれました。
まぁ、強引に捕まえようとした私が悪いんだけど・・・。
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くまは私とあんずを見つけると、タタ~っと走ってきました。

おやつを美味しそうに食べて、あんずに鼻をくっつけて、嬉しそうでした。










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その2時間後には両手がこんな風になったんだけど(泣)

くまの腕をつかんだら、「キャンキャン!」と鳴いて私の手をガブガブっと咬んできました。

何ヶ所も咬まれたのでそれなりに痛かったんだけど、多分、咬もうと思えばもっと咬めたはず。
彼は私に腕をつかまれて怖くて怖くてたまらなかったのに、手加減したのだと感じました。
本当は骨が折れるくらい咬めると思う。

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それでも少し傷の深いところがあって、病院の先生が大げさに包帯巻きました(笑)

両手ともこんななので、ボクサーのグローブみたいになってます。
破傷風の注射もしました。

「脅かす訳じゃないけど、これは腫れるよ~」と言われました。

でもね、指は両方とも無事なのね。

パソコン仕事するので、配慮してくれたのかしら(笑)

くまに「しっかりブログ書けよ」と言われてるみたいな気持ちになりました。





私の手を振りほどき、くまは逃げてしまいました。
私が連絡すると、あれだけ言っても動いてくれなかった愛護センターがすぐにやってきました。
私が咬まれたと言ったからでしょう。捕獲用のオリを置くと言ってましたが、捕まるかどうかわかりません。
「自分から無理に手を出したから咬まれた」とよくよく説明し、もし捕まったとしても、「咬み犬」としてすぐに処分しないでほしいと頼みました。
人を咬んだ犬は狂犬病かどうか検査する関係で2週間は収容する決まりがあるそうです。
何とも変な話だけど、同じ野良犬でも人を咬んでない犬の方が早く処分されるんですね。

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病院から帰って来て、「私は選択を間違ったのかも」と悩みました。

できれば愛護センターが強引にくまを捕まえる前に保護してあげたかった。

愛護センターは「我々も処分はしたくないので、譲渡できるよう前向きに考えます」と言ったけど、「攻撃的な犬だから譲渡はできない」となるかもしれない。
もしそうなれば、(くまが捕まったらだけど)私は処分の手伝いをしただけになってしまう。

くまにとってとんでもなく不利になることをしてしまったと思いました。

くまはこの公園が好き。みんなにも少しだけなついている。
じゃあこのままずっとここにいればいいよ~と思う人も多分いるでしょう。
でもまた罠にかかって今度は命を落とすかもしれないし、くまのことを良く思わない人が既に通報もしている。
またノーリードの犬とケンカするかも知れないし、子供はくまを怖がるかもしれない。
初めて見る人は驚くだろうし、また警察に通報されたりして、恐怖を味わうかもしれない。
だからこそ早く保護しなければと思ってきたけど、自分のしたことは悪いことなのかもしれないと思えてきました。
くまはそんなこと望んでないわけで・・・。
私の腕を振り払って逃げたくま。
悲しそうな顔で、私を振り返りながら逃げて行きました。
嫌なことしてごめんねくま、と謝りました。
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こんな風に、人間のもとで安全に暮らしてほしい。

そんなのは人間が勝手に決めた幸せなのかも。












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くまの過去はわからないけど、こんな風に人に寄り添って寝ることなどなかったのでしょうね。












私は無力だなぁと痛感した日でした。