あんずとひなたとネーロとビアンコとまゆの日記

みんなの日々の出来事や思ったことを書いてます

くま捕まる!

こんばんわん・・・。

今日は衝撃的なお知らせです。

ブログを読んでくださっている方は知っていると思いますが、
私のブログには時々「くま」という野良犬が登場します。

初めて会ってからもう3年くらい経ちます。

今朝、そのくまが捕獲用の檻にかかっていると友人から連絡をもらいました。

あいにく私は仕事で、出かける準備をしていました。

これは、見つけた人が撮って送ってくれた写真。
よだれをダラダラ垂らしながら恐怖に震えていたそうです。
心配してくまを檻から出そうとする人、それをよく思わない人がいる中、
通報を受けた動物愛護センターの人が来てくまを檻ごと運んでいったそうです。
私は連絡はもらったものの、どうすることもできず仕事に行きました。
これからくまはどうなるのかわかりませんが、
今日の出来事を書いておきたいと思います。
イメージ 4

これは数日前のくま。
あんずを見つけて、いそいで走ってくるところ。
イメージ 1

カメラを向けると下向いちゃうの。イメージ 2

あんずのボールを借りて遊んでるところ。
イメージ 3

かけっこしたあとのくま。
イメージ 5
写真のどれもが、私にとっては大切なもの。

気もそぞろに仕事して、ひと段落ついた頃に動物愛護センターに連絡しました。
電話に出たK氏は、ずっと前にくまのことで相談した私を覚えていました。

以下、K氏とのやりとりです。
「この子は、もし飼いたいという人が現れたら譲渡対象になりますか?」
「普通は保護した犬を飼いたいという申し出はありがたいのだが、
人を咬んだことのある犬なので、誰にでも譲渡できるわけではない。
選定が厳しくなると思う」

「殺処分にはならないんですね?」
「今、殺処分は行っていない。病気で苦しんでいるとかの理由がない限りは」

北九州市平成31年度までに、致死処分ゼロを目指すと聞いていますが?」
「そうそう、いきなりゼロにできるわけがないから、もう実施しているんですよ」

ちょっとホッとしました。殺されるわけではないのね。

K氏は続けます。
「この犬については、うちで飼いたいという申し出が既にある。
しかし、ただかわいい、かわいそうだという理由だけでうちで飼いたいと
言われても、適正に飼育できるかどうかもわからないので譲渡しかねる。
一般の家庭で無理だと思えば、動物愛護団体にお願いすることになると思う」
とのことでした。

その後、K氏からいろいろなことを聞きました。
くまに咬まれた犬がいること(未去勢オスとはケンカする)。
くまに咬まれそうになった愛犬を守ろうとして咬まれた人がいること。
咬まれないまでも、通報が後を絶たないこと。

「これまでは多くの犬が殺処分されていたが、今は保護した犬は可
な限りその後穏やかに暮らせるように心がけている」

「もし、だれも貰い手が見つからない場合にはどうなりますか?」
「その時は愛護センターで暮らしてもらうしかない。
もちろん、本当は愛情をかけてもらい、家庭で暮らしてほしい」

「お散歩仲間が心配しているので、今日お聞きしたことを話してもいいですか?」
「もちろん、殺処分は絶対にないと伝えてもらって構わない」とのことでした。

仕事から帰り、あんずとひなちゃんを連れて公園に行きました。
くまのいない公園は、少し寂しく感じました。

くまが連れて行かれたことはすでにたくさんの人が知っていて、
私はK氏のお話を伝えました。

とはいえ、首輪をつけるのも難しいくま。
なぜなら人に体を触らせないから。

心配なので、来週、動物愛護センターに行ってみようと思います。

ついでに、我が家の猫さんのことをK氏にお話しました。
「善意で保護、去勢手術までしてくれる方に、里親を自分で探せとは言えない。
愛護センターの譲渡会は基本的に子犬や子猫だが、
協力できることがあればさせてもらう」と言われました。
成猫だけど、譲渡会に参加させてくれるみたい。

参加するかどうかはビアンコラブの主人と相談することにして。

ひとまず、今夜は寝られそうです。

時間はかかると思うけど、くまがどんなところに引き取られるのか、
せめてそこまでは確認したいと思うのでした。