あんずとひなたとネーロとビアンコとまゆの日記

みんなの日々の出来事や思ったことを書いてます

くまの様子

こんばんわん(^o^)

今日は風が強いです。

動物愛護センターに行き、くまに会ってきました。

せっかくくまの様子がアップできると思っていたのに、
写真は撮っちゃダメって言われたんだ。

いろいろ理由を言われたけど、ダメなもんはダメらしい。

なので、絵に描いてみました。

ここ数日のくまは、ずっと伏せの状態で震えていたそう。
私はお友達と2人で行ったのですが、「くま、くま」と呼ぶと、
立ち上がり、檻の中を私たちがいる方へと寄ってきました。
「手は出さないで。咬まれても責任取れないので」と言われ、
おやつも「感染症のリスクがなんとか」であげるのはダメでした。
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くまは寒そうな犬舎でガタガタと震えていました。
センターの方は、くまが立ったのを初めて見たそうで、驚いた様子でした。
くまは震えながら、私たちの匂いを嗅ごうとお鼻をスンスンさせました。
「くま、もうちょっとここにいるんだよ。頑張ってね。大丈夫だよ」
と声かけしていたら、舌を出してハァハァして、あくびをしました。

「そろそろいいですか」と言われ、犬舎をあとにしました。
おそらく、私たちがくまに会えるのは最後です。
というのも、収容期限が切れたらどこかの動物愛護団体でトレーニングを受け、
譲渡先を探すことになるからです。
何というところで訓練を受け、最終的にどこにもらわれるのか、
私は知ることができません。
教えてはくれないそうです。

他にもたくさん、譲渡対象だけど貰い手のない犬や、
収容されたばかりの犬が並んでいました。
くまは個室が5個並んだ檻のひとつにいましたが、
他は満室で、吠えまくる犬とぐったりした犬に囲まれていました。
犬の匂いと、変な消毒液の匂いが鼻についたけど、
感染症予防のために仕方のないことなのだそう。

帰り際、センターのK氏に「いろいろとお聞きしてすみません。
ありがとうございました」とお礼を言うと、
「きちんと対処しますし、致死処分はありませんので、信頼してください」
と言われました。
信頼してないつもりはなかったんだけど、ちょっと安心しました。

「見届けられないのは残念だけど、人間と楽しく暮らせるようになるといいね」
と主人と話しました。
くまと楽しく暮らす人がいたらいいな。

夜になり、珍しくひなちゃんが私のお布団に潜りこんできました。
甘えん坊なので、今日みたいに私が忙しくしていると、トイレまでついてきます。
ちょっと不安なのかもね。
どてっと私にもたれかかり、時々ピクピクしながら熟睡しています。
くまもこんな風に、人と暮らせる日が来るといいな。
イメージ 2
くまがこれから幸せになるよう祈りながら、ひなちゃんをギュッとして寝ます。