カウンセリング関連として、今日は私が社内の勉強会でやった講義をひとつ。
価値観って何だろう？と思ったことはありますか？
私がよく聞くのは、「価値観が違うから」「価値観が同じ人がいいな」かなぁ。
ではなぜ価値観に違いが生まれるんだろう。
まず、心ってどこにあると思う？って聞いてみた。
胸に手を当てる人もいれば、頭を指さす人、首を抑える人がいた。
胸はその名の通り、♡ハートがあるところ。
頭と答えた人は、「心は実在しない臓器だから脳だと思う」と。
首は、「ショックを受けた時に苦しくなるから」だそう。
結論としては、どこでもいいのです。なら聞くなって感じですが^^；
共通していることは、そのどこかしらにある「心」に、みんな「鏡」を持っているということ。
見たものや聞いたたものを受け止める鏡。
その鏡（心）に映して物事を見ている自分。
鏡は、残念ながら1人に１つしかない。
そしてとても大切なもの。
小さい頃からその人とともに育ってきた鏡。割れていても、汚れていても、替えはない。その人そのもの。
心が貧しいなぁと思える知人の鏡を無理やり奪って拭いてきれいにしてあげよう、なんてことはできない。
鏡が違うから、同じ人を見ても見る人によって「かわいい」「かわいくない」「好き」「嫌い」が出てくる。
あの人はみんなから好かれているけど、私は嫌いだな、とか、私、なぜかあの人からは嫌われているな、とか、経験があるはず。
それは、みーんなが、それぞれの鏡に映して他人を、または自分を見ているから。
割れた鏡で見たら、歪んでいるかもしれない。汚れていたら、ちゃんと見えてないかもしれない。
つまり、真実ではない姿が映っていたとしても、それを真実だと受け止めてしまう。
その鏡の違いこそが「価値観」だと思う。
だから何？と言われれば困っちゃうけど、他人の視線が気になる人は、このことを思えば少しはラクにならないだろうか。
誰かにイライラしていたら、それが少しはおさまらないだろうか。
みんなに好かれることはできないし、自分の思い通りにもならない。
私はこの話を聞いた時、目からウロコが落ちた。
人に嫌われるのを恐れていたからだと思う。
できれば嫌われたくないけど、気の遣いすぎも体によくないんだなぁと思った。
今日はここまで
次回は「気を遣わなすぎる後輩」の話をしようと思いま～す。
